こんにちは。めん太役の岡田です。
今回は、『筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』について書評します。
この本では、「マクロ管理法」という最強の食べ方(ダイエット法)が紹介されています。
この食べ方を知ることは、まさに「一生モノ」の知識になります。
痩せたい方はもちろん、現状維持や増量したい人、全ての人が知っておくべき最強の知識と言えるでしょう。



そんな方にオススメです。
痩せたい人も、マッチョも必読です。
出版社:KADOKAWA
ページ数:224ページ
所要時間:1時間〜1時間半

著者は、Testosteroneさん。
前回の『超 筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超・科学的な理由』に続いて、Testosteroneさんの本をこのブログで紹介するのは二度目ですね。
Testosteroneさんは、「人生を変える」筋トレと正しい栄養学を広めることをライフワークにしておられる筋トレ伝道師な方です。
今回も、Testosterone節で読んでいてとても気持ちよかった!

この人の本を読むと元気が出るんですよね。
それでいてためになると・・・他の本も読んでみよう。
それでは早速、書評していく!
最強の食べ方=マクロ管理法とは?

この本は「マクロ管理法」を紹介するための本です。
これこそが最強の食べ方なのです。
ということでまずは引用。
「マクロ管理法」とは、
性別・身長・体重・活動量、増量や減量などの目的別に、1日に摂取すべき総カロリーとマクロバランス※を導き出し、それに沿って食事をするメソッド
※マクロバランスとは
タンパク質・脂質・炭水化物をどのような割合で摂取して1日の総カロリーを満たすかということを指す
詳しくは本を読んでいただきたいのですが、以下の手順で自分の数値を計算します。
②1日の消費カロリーを計算:活動量が多いか少ないかで差が出る
③1日で摂取すべき総カロリーを計算:痩せたい、身体を大きくしたいなど目的別に
④目的ごとに各マクロの摂取量を割り出す:タンパク質、脂質、炭水化物の割合を決める
マクロ管理法を自分に当てはめた場合の数値
僕の場合、
②1日の消費カロリー:2,388
ジムには行くがそれ以外は部屋に引きこもっているので、アクティブ度「まぁまぁ」で計算
③1日で摂取すべき総カロリー:2,880
自分の場合、身体を大きくしたいので②を上回る数字になる
④各マクロの摂取量
タンパク質:126g
脂質:80g
炭水化物:414g
こんな感じで計算できます。
本の通りにやれば簡単です。

あとは、1日をとおして、④の数字を守った食事をしてやればOK。
基本のルールはこれだけなので、あとは粛々と実行していくだけで、自然と身体は変わっていきます。
なお、食材別のマクロ含有量については、
「カロリー Slism」で計算できます。(https://calorie.slism.jp/)

マクロ管理法が最強の食べ方である由縁

ダイエットの大原則はカロリーです。
「摂取カロリー<消費カロリー」であれば痩せ、
「摂取カロリー>消費カロリー」であれば太り、
「摂取カロリー<消費カロリー」であれば維持。
結局この原則が全てです。

ただし、
「じゃあ炭水化物と肉を抜いて野菜ばっか食べよう!」
と安易に考えるのは違います。
ダイエットにおいては、総カロリーだけではなく栄養価も大切な要素になるからです。
サラダばかりを食べていれば、確かに体重計の数字は減っていくでしょう。
ただ、一緒に筋肉も減ってしまい、代謝が低下。
“痩せにくく太りやすい体”になり、決して「健康的な痩せ方」とは言えません。

その点「マクロ管理法」であれば、きちんと三大栄養素を摂取しながら健康的に痩せることができます。
さらに、マクロ管理法の素晴らしいところが「シンプルなところ」
各マクロの摂取量内であれば、(基本的には)好きなものを食べてもよく、

たしかに、「食べた方がいい食材」「食べない方がいい食材」というのも存在するのですが、大原則は各マクロの摂取量を守ること。
仮に昼にショートケーキ(高脂質)を食べてしまっても、夕食を低脂質な食事にすれば調整することも可能です。
慣れてくると、

数多くのダイエット法を試した筆者Testosteroneさんも、

と語っています。
やっぱ継続するには、簡単でシンプルなのが一番ですよね。
書評まとめ『筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』Testosterone
『筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』Testosterone
いかがだったでしょうか?
→各々のマクロバランスに従い、1日の食事を決めていく食事法。
・マクロ管理法が最強の食べ方である由縁
→健康的かつシンプル
痩せたい人はもちろん、増量したい人や、健康に過ごしたい人、マクロ管理法は全人類が実行すべき食事法です。
ただ、本書にはこれ以外にも、
・筋トレがやっぱりすごい根本的理由
・「どれだけいい運動も、悪い食習慣は倒せない」
・ルールはきちんと守っているのに、体重の変化がないときは?
・逆に聞くが、プロテインを摂らない理由は何だ?
・ハイパフォーマーになりたいなら「低GI」を選べ
・「小分けにして食べる」は、いいことだらけ
マクロ管理法は、ただの「ダイエット法」ではありません。
減量後も、リバウンドしにくい健康的な肉体を維持することができるし、僕みたいに増量したい人にもオススメできる方法です。
人生において知っておくべき最低限かつ最強の知識で、「政府が国を挙げて取り組むべき」とまでTestosteroneさんは語ります。

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